CrucialのSSDには、Acronis True Image HD 2014というソフトが付属するので、SSD到着後、手元にCD-Rがあれば3時間程度で環境の移行が終了する。
Crucial社による説明はこちら(英語)。英語を読まなくても、この動画を見ればソフトの使い方は大体把握できるはず。この動画は、PC本体に、SSDとHDDの双方を読み書き可能な状態で接続できる前提だが、会社のセキュリティ設定によっては、外部メディアへの書き出しができない場合が多いはず。その場合は、HDDのOSではなくて、起動ディスクでPCを起動させた状態でHDD→SSDのクローン作成を行う。それが下記の手順。
- Acronisの起動ディスクを作る
- Acronisを元のHDDのPCにインストールする。
- CD-Rを用意。Acronisを使い「ブータブルディスク」を作る(私の場合以前購入したAcronis True Image 2013を使用。付属のAcronis True Image HDでもディスク作成ができる、はず)。
- 前準備
- VPNや、ディスク暗号化、ウィルス検知ソフトなど、業務ソフトのインストーラーをあらかじめディスクに保存するかCD-Rに焼くなどしておく。
- 元のHDDでもし暗号化などの処理があるならば元に戻す。BIOSのパスワードなどもはずす。
- 特別な認証が必要なソフト、問題を引き起こしがちなセキュリティ系のソフトは差し支えない限り削除しておく。不要なファイルも削除して身軽に。
- HDDをSSDに入れ替える
- HDDをノートPCから外し、代わりにSSDを入れる。フォーマット不要。買ったままの状態で入れる。
- 外したHDDをUSBケースでPCにつないでおく。
- 先ほど作ったAcronisの起動ディスクで起動し、HDDの内容を丸ごとSSDに移す
- Acronisがディスクから起動したら、ディスクのクローンを選び、データの源をHDD、移動先をSSDにしてクローン開始。HDDの大きさと速さによるが、2時間くらいかかる。
- クローンが終わったら、HDDケースの接続を外し、ディスクも取り外す。
- 再起動。初回は不安定なので、2度ほどやるのがよい。
- 後処理
- 業務ソフト、セキュリティ系のソフトを順次再インストール。
- その他のソフト、たとえばMicrosoft Officeは何もしなくても動くはずなのでで確認。
- デフラグの停止などは好みで。
なお、言うまでもなくクローン作成とディスク内容のコピーは違う。PCの起動の際に読み込む特別な情報が書き込まれた部分をコピーしないといけない。これはOS起動後のファイルコピーではできない。
HDDが足を引っ張り、起動に10分もかかるWindows 7をはじめ、Evernoteや、Lotus Notesなど、ファイルへのアクセスが重いソフトウェアが耐え難く遅かったが、問題は完全に解決。
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